2021/02/05
1月21日(木)AM9:00~PM12:30に
広島大学歯学部歯科衛生士教育研修センター所属の外部講師 相見礼子先生をお迎えして
SRP(歯肉縁下歯石除去)と器具のシャープニングについてセミナーをして頂きました。
最初に歯石除去に使う器具について講義をして頂きました。
相見先生に用意して頂いた模型とパワーポイントを使用しながら、器具の形状の違い、持ち方、シャープニングの方法を学びました。
歯肉の中用と外用の形状がなぜ違うのか、部位や状態によって使い分けをする場合の器具の選択方法、正しい器具の持ち方をするための指の使い方、シャープニングの砥石と器具の適正な角度の目安等、ディスカッション形式で分かりやすく学びました。
その後、実際に部位別の器具の持ち方と力のかけ方、ポジション、シャープニングの仕方について実技を行いました。
実技になると、講義で持ち方の練習をしましたがいつのまにか持ち方が変わってしまったり、持ち方を気にして姿勢が悪くなってしまったり、砥石の持ち方や力の入れ方等、難しいことが多くなかなか上手くいきませんでした。
しかし、何度も繰り返し実践し、だんだんと負担の少ない歯石除去の方法や、適正な角度で素早くシャープニングできるコツが掴めるようになり、とても楽しく実習を行うことが出来ました。
歯科衛生士の歯石除去の上達は、患者様への負担軽減や時間短縮になります。
歯科衛生士一年目のスタッフにとってはもちろんのこと、勤務歴の長い歯科衛生士にとっても初心に帰り学び直せるとても良い機会でした。
次回の講義も楽しみに、今回習った内容を参加できなかったスタッフとも共有し、個人の改善点を指摘し合い、さらに上達していきたいです。
相見礼子先生ありがとうございました。