2021/10/20
2021年10月14日(木)
第134回 鶴栄会合同ミーティング in ブラン福山
発表:『SDGs』砂田歯科医院 松嶋未来
SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略称で持続可能な開発目標の事です。
「環境」「社会」「経済」の課題を解決するために、全世界共通の目標とターゲットを設定。2015年の国連総会に参加した、全ての加盟国が賛成し決定しました。
2030年までに、達成しなければならない目標が17個。その目標達成に向けて、「いつまでに、どの位の数値を目指すか」を表したターゲット169個と232の指標で形成されています。
先駆けとして2000年から2005年に行われたMDGsは発展途上国の課題解決に重点を置いたもので、5年間で貧困が1/3に減少、エイズの感染率の低下を実現できました。
MDGsからSDGsへ移行し、先進国と発展途上国双方の課題に取り組みを広げ、開発と環境をセットで考えるようにして、気候変動についても新たに考えるようになりました。
日本のSDGsへの取り組みは3本の柱を主体にしています。
1つ目の柱は経済やビジネスの観点から
2つ目の柱は地方創生の観点から
3つ目の柱は女性活躍推進、高校無償化、高齢化など主に人にまつわる観点からです。
17個の目標のうち日本が優先的に取り組まなければならないものは
・目標5 ジェンダー平等を実現しよう
・目標13 気候変動に具体的な対策を
・目標14 海の豊かさを守ろう
・目標15 森の豊かさも守ろう
・目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
以上の5つです。
個人で出来る取り組みとしては、
・節水する
世界では、水不足に悩んでいる国や地域が今もなお存在します。
普段から節水を意識している方も多いかもしれませんが、生活で水を使用するあらゆるシチュエーションを見直すことで、さらなる節水につながるでしょう。
・冷房や暖房の設定温度を意識する
冷房や暖房は設定温度によって消費電力が変わるので、体調にも配慮しながら、夏は高めに、冬は低めに設定して省エネに取り組みましょう。
普段の何気ない行動も見直してみるとSDGsの取り組みに取り入れることができるものが多いと思いました。
一人一人の行動ひとつひとつは小さいことでもみんなで行い期間が経っていくと大きな変化になると思います。
毎日の行動に気を付けながら日々を過ごしていきたいと思いました。